前の記事 (しょうもないプライド その2 ~人の話を聞かずに喋る~)の続き。
前にも書いた通り、私は人の話を聞かずして話すことばっかりに集中してた。
SVOOに副詞が一個ついた程度の文章を2,3文なめらかに言う。
それが出来ただけで私の中では満足してた。
それが本来の自分のスピーキング力で喋れてるわけじゃなくて相手の話をろくに聞かずして準備して準備して出来てたものだとしても。(あぁ書いてて辛い。)
英会話スクールでの愚行
このレッスンでは一つのテーマに対してみんなでディスカッションをするんだ。
でも私は基本、他の生徒の話を聞いてなかった。
うんうんとそれらしく頷いたりしてたくせにね(笑)。
ほとんどまともに聞いちゃいない。
せいぜい多少耳を傾けとくか、一切聞かないかのどちらか。
そりゃぁなめらかに言えるわ。
めっちゃ準備してっからね。人の話聞かないで。
あーすらすら言えた。
気持ちいい。
これでもう満足する私。
私の中ではこのディスカッションクラスはこれで終わり(爆)。
今でこそ自分がいかに愚かなことをしているのか良くわかるけど、当時はその愚かさにまったく気づいていなかった。
どんどん悪化していく悪癖
この癖は長いこと治らなかったしむしろ悪化していったんだけど、悪化していった原因もある。
私は周りから見たらたぶん、
「そこそこ喋れる人」
「結構レベル高い人」
に見えてたと思う。
実際、どうやってスピーキング練習したんですかって聞いてくださる人もいたし先生も褒めてくれた。
まさか私がまともに人の話を聞かずにスピーキングに全力注いでることなんて知りもせずにね。
でもそういう風に見られたり褒められたりすると、やっぱり嬉しいんだよね。
そしてなぜか、そのイメージを崩してはいけない・・・と思い始める(笑)。
なんなんだその責任感は。
さあ悪循環の始まりです。
いよいよこのやり方をやめられなくなる。
用意してた文をすらすら言うのなんて実力でも何でもないから、私のスピーキングスキルは本っっっ当に伸びが悪かったと思う。
学校という場ではそりゃ「喋れる人」風に見せることは出来た。でも学校の外や職場では当然そんなの通用しなかったんだけどね。
この悪癖についてはまだまだ語れる。
次の記事へ続く。
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