スー・クレボルドはコロンバインの事件の加害者の一人ディランの母親。
母親から見た事件と息子
タイトルは「My son was a Columbine shooter. This is my story」。
見る限り、どこにでも居る普通の優しそうなお母さん。
語りを聞いていても、知的で聡明な感じが伝わってくる。
加害者の親がこうやって公の場に出てきて語るっていうのは、日本ではまず無いよね。
しかもTEDのような世界的な講演の舞台の場で。
「あなたやあなたの息子に対してまったく恨みを抱いたりしていないことを知って欲しい」
・・・などと書いてある。
アメリカの学校での drill (訓練)
事件が起きてる間、生徒たちが親にLINEみたいなアプリでテキストを送ってたみたいで、ニュースで取り上げられてた。
その中の一つで、お父さんかな?が子供に、
「drill (訓練)を思い出して。」
って送ってた。
あぁそうか。アメリカってこういう時のための訓練があるんだよね。
改めて思うとすごい国だよな。
日本の学校でも避難訓練やるけど、地震か火事だけだよね。
ちなみに、この drill は Lockdown drill と言うらしい。
銃をもった奴が学校に侵入してきたという設定で、教室に鍵をかけ身を潜める・・・という訓練なんだそうな。
そしてlockdownが解除するまでは、部屋から出てはいけないとうものらしい。
上とは別の方で、お父さんと息子のメッセージのやり取りの中で息子さんが、
「we are on lockdown」
と言ってるものがあった。
これ「今ロックダウン中だよ」ということなんだね、なるほど。
それにしたってこんな訓練が必要な時点で、アメリカがいかに銃社会なのかがよくわかる。
日本て安全な国なんだな。
感謝。
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